中学校で授業してきました!
2016.10.01
こんにちは、今日は歯科医師会の啓発事業の一つで中学校で授業を行ってまいりました。
日本では歯科治療に対しての認識、歯への関心が低いというのが、世界の常識という、不名誉なことが言われています。
最近よく引きえ合いに出されるのが、安倍首相の歯の酷さとオバマ大統領の歯の綺麗さです。
理由は諸説言われています。例で言うと、
①日本語は歯がなくても発音できる、欧米の言語は歯がないと正しく発音できないそうです。しかも、発音が正しくできない人はとても印象が悪いとのことです。
②宗教上、日本人は無宗教の人が多く命は惜しいが、人生を豊かに生きることへの欲求が低い。海外のように、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教などの神様の存在を大切にしている人々は自分の口で食物を取ることに重きを置いているそうです。寝たきりの患者さんが欧米の方が少ないと聞きますが、それは日本人の多くが思っている、日本の医療が良いから寝たきりになる程長生きというのもあるかもしれませんが、一つには、自身で摂食できないのに生きることは神様への冒涜と捉えるような場合もあるようです。
③保険治療があるおかげで、すぐに治療できるので、逆に歯の大切さがなくなるまでわからない。
④見た目にお金を使う文化で、歯は見えないと思っているから。
などいろいろ聞いたことがありますが、どちらにしても、
歯科医師の立場からすれば、歯はかなり大切です。とお伝えしたいわけです。
体と歯の関係は深く、心筋梗塞、癌、糖尿病などいろいろな病気の発端は歯で、十分な摂食ができないことや、口腔内の清掃不良が引き起こすことが科学的に根拠をもって証明され始めています。
当院のホームページでも書いているのですが、恋人、友達、家族といて幸せな時を過ごしている時、人はどんな表情をしていますか?おそらくそれは笑顔でしょう・・・その幸せな時間を素敵な笑顔とともに過ごしませんか?
なんて思っています。そのお手伝いをさせてください。
てなことを考えながら、割と中学生を前に熱く語ってまいりました。最近の生徒さんはとても真面目に授業を受けてくれている印象でした、おふざけをしたり、寝てる子もいなく、とてもこちらとしても話がいがあります。
この世代の時に歯の大切さを少しでも理解してほしい、私が授業の中でマニュアルに付け加えさせてもらったのは、みなさん治療を受けないようにしましょうです。
????なんのこっちゃと思われるかもしれませんが・・・
歯医者に来るなという意味ではもちろんありません、予防をしに来院してほしいのです。
痛くなったら、困ったらやればいいやじゃなくて、予防することを我が国でも知ってほしい。多くの歯科医師がこれをなんとかわかってほしいと本気で思っています。
歯は予防することで、確実に結果が出ることが、言われています。
定期的な受診でご自身の歯を守りましょう。
木島
ビジネスマン気分!!!
2016.09.28
こんにちは、寒くなったかと思えば、暑くなったりと悩ましい季節ですね〜・・・
で今回は現実的なお話です。
歯科医院も昔のように、患者様のためにせっせと、がんばっていれば、気づいたらそれなりの収入があって、高級車に乗っているというのは、もうすでに過去の話ですw
最近もなぜかやっている、雑誌やメデイアでの歯医者バッシング。
そのような記事を書くライターは目的がわからない時があります、事実もありますが、捏造的な話も見かけます。
このような記事を見ると、芸能人の気分が少しわかるなと思っている歯医者さんも多いのではないでしょうか?
など歯科医師、歯科技工士などの歯科界の我が国での立ち位置はとても危うくなって来ています。
とかく日本では医療は半分ボランティアであるような意識が強いようですが、我々は公務員ではないので、ビジネスマンとして仕事を考えなければいけない部分もあるのが現実です。
特に歯医者はみなさんもご存知のようにコンビニエンスストアよりも多く、経営していくことも簡単ではありません。医者がただただ、患者様利益のみを考えて仕事ができたら、どんなによいだろうというのは、真剣にやっている医者の定番の愚痴ですw
つまり、患者様のためになれば、それが必ずしも経営の安定を意味する訳ではありません。
そのため、経営者として、経営の勉強もしなければいけないのです・・・今日は都内某所の大きなビルに
やってきました。
実は私、ネームプレートやエントランスの改札みたいなやつ含め、都市の巨大ビルで働くビジネスマンに憧れがありまして、
なんだか受付でアポイントを伝え、ネームプレートをもらい(ゲスト用ですが)ビルに入っていく一連の流れにウキウキしております。
なんかビジネスマンって感じでかっこいいなとw
しっかり勉強してきます。
衛生士も勉強してます。DHコース参加
2016.09.27
こんにちは、夏も終わり、またお洋服をなにを着たら良いのか、悩む時期に入りましたね。
ショーツはそろそろ、違和感が出てきますし、パンツも冬仕様だと重たく見えますよね、薄めの生地の
パンツで丈が短め、シューズも軽快にと言ったとこでしょうか?
パンツと靴がとても好きな私ですが、欲しいもの買っていたら、きりがないので悩みます・・・
さて、そんなことはさておき、我々は日々チームで仕事に取り組むため、歯科医師のみが頑張って勉強してもそれがスタッフ、歯科衛生士や患者様、歯科技工士に伝わらなければ意味がありません。
特に歯科衛生士は歯科医師とともに治療を行うバディのようなものです。
彼女たち、最近は彼らもいますが、がどのような仕事をするか、どのくらい貢献してくれるかで、我々のストレスは全く変わってきます。
当院では、治療の流れ、その患者様の状況の説明、もちろん歯ブラシ指導やセルフケアの方法などを説明してもらっったり、歯石の除去、お子様のフッ素塗布、ホワイトニングなどたくさんの仕事をしてもらっています。
我々のサポート的な説明などの仕事はとても重要ですが、もちろん歯科衛生士の一番の腕の見せ所が、
歯石の除去や口腔内環境の整備です。
我々だけでなく、歯科衛生士もセミナーに行って、先輩衛生士さんたちから学ぶ必要があります。
今回は徹底的に歯をきれいにして、歯周病の予防に貢献するテクニックのセミナーに参加してもらっています。
1回目の今回は、衛生士さんにとってとても大事なスケーラという歯石除去と歯の表面のお掃除をする道具のお手入れの仕方の勉強のようです。スケーラーは大工さんでいうところのカンナであったり、寿司職人の包丁のようなものです。どのように研ぐか、どのようにお手入れするかで全く仕事の精度は変わってくるんでしょうね。
私もこの道具の使い方は過去に習ったのですが、すっかり忘れてしまったので、教えてもらおうと思います。
歯科医師は医療人でなければ
2016.08.21
こんにちは、まだまだ残暑が続いていますね、皆様いかがお過ごしですか?
でも以前より、書かせていただいていますが、私個人的には、夏が大好きですので、終わってしまうのは、どこか寂しい気持ちです。
今日は休日を使ってセミナーです。
歯周病の治療、根管治療に最も関わる、歯の組織学について学んでまいりました。
やはり、思うことは日本では、なにかが間違っている。
日本では悪くなったら治療する、つまり治療、治療学のみが先走り、予防的考えが不足しているのです。
どこを削ろう、どう詰める、ばかりで、まずなぜ今の症状が起きているのか?
なにが原因で起きている?体の免疫力をそう活かせば良いのか?という考えが不足しています。
まず原因をつきとめ、可能なかぎり、症状の軽いうちに、簡単な治療で治すことが必要なのですが、
原因を突き止めるには、適切な検査が必要です。
しかし、歯科医師側、患者ともに治療を先走り、その方の状況の把握はそこそこに治療を始めてしまう。
特に患者様には、早く削ってくれる、すぐに診断名がつく先生イコール良い先生の認識を改めて欲しいと切に願います。
NHKの某番組で、医師が病気の診断の過程をクイズ形式で見せていく番組がありますが、すぐには診断名はつきません。
そのくらい診断とは難しいものです。
よく医療業界で言われれるのは、診断がすべてであると、間違った診断は失敗の計画と同等だということです。
医科では、診断名、歯科では、原因解明と治療方法、の決定が難しいとされています。
時には、経過を見たり、症状の説明に時間を費やし、治療は後回しにする必要があることを知ってもらえたら幸いです。
良い先生はすぐ治療する先生ではなく症状や原因を説明し、その患者様にあったものを提案してくれる先生であると。
木島
夏季休暇のお知らせ
2016.08.12
夏季休暇のお知らせ
病院には掲載していたのですが、こちらでの掲載が遅れてしまい申しわけありません。
誠にかってながら8/11〜8/15日まで、夏季休暇を頂いております。
緊急のご用事や予約に関することなどはホームページ内のお問い合わせにご連絡下さい。
ご迷惑をおかけいたします。よろしくお願いいたします。
木島