ブルーノート東京へ・・・
2011.04.30
こんにちは
院長の木島です。
歯医者のブログというと、歯科のことばかりですが、たまにはプライベートなブログもよいかな?と思いますので今日は少し歯医者とは関係ないお話です。
4月の27日、ブルーノート東京にて、上原ひろみさんと熊谷和徳さんのコラボレーションライブを観に行ってきました。
上原ひろみさんは先ごろ、グラミー賞を受賞したことで話題になりましたね。女性ジャズピアニストです。
熊谷和徳さんは、06、米ダンスマガジンにて「観るべきダンサー25人」に選ばれるタップダンサーでNYや東京を拠点にダンススタジオでの指導やアーティストとして活躍されている方です。
僕個人はタップを観るのがはじめてだったので、(熊谷さんのファンの方には大変申し訳ありません)ピアノとタップ?
どうなるのかなと思いましたけど・・・・観たら納得、圧巻の一言ですね。
時には力強く、時には繊細に奏でられるピアノに、感情のままにリズム打つタップ・・・
始まるやいなや会場の空気は一変しました。
なにかアーティストだけにわかりあえる空気のようなものに引き込まれるのを感じました。
熊谷さんが仙台市出身ということもあり、なにか特別なものも手伝っていたように思います。
一瞬にしてわれわれの心をグッとつかむなんてさすがプロはちがいますね・・・
日常から非日常へいざなってくれます。
私も歯科医師として人の役に立てたら、一人でも多くの方を笑顔にできたらと強く思いました。
とかく、みなさまに嫌われがちな職業ですが(苦笑)
われわれは逆に非日常の痛みや不便から日常に
患者様をいざなえるようにがんばります。
千葉市美浜区磯辺の歯科医院 医療法人社団 峯友会 峯デンタルクリニック
インプラント・歯周病・審美・根管治療の専門的治療を行う歯科医院です。
予防歯科の力 ~歯周病治療、包括的医療として~
2011.04.21
こんにちは。
木曜日の午前中は日本大学歯学部歯周病学講座での症例検討会に
参加しています。
予約等のことで患者様方には、
ご迷惑をおかけしておりますことをご容赦ください。
特に、今日の内容はとても興味深く、勉強させていただいた症例でしたので、
少しお話いたしたいと思います。
演者は神奈川県平塚市ご開業の平野治朗先生です。
患者様は24歳の女性で、お口の中の状態からは、
年齢が想像できないような状態でした。
現在の診断名で言うといわゆる侵襲性歯周炎と呼ばれるものです。
初診時、患者様は気づいていなかったとのことなのですが、
口腔内の状態から糖尿病の疑いがあることを先生が告げ、
医科を受診したところ2型糖尿病であることが発覚したとのことでした。
そのような、リスクをふまえたうえで、歯周基本治療、歯周外科等専門的な歯周治療を行い、
その後メインテナンス療法として25年間予防のクリーニングを継続してきたそうです。患者様は現在50歳とのことでした。
写真はお見せできないのが、残念ですが、これはとても管理の難しい歯周病であろう、しかも糖尿病を患っているというシビアなケースに対して、ほぼ歯周外科と二か所のかぶせ物という治療だけ(あえてこう表現させていただきます)あとは咬みあわせの管理と衛生士さんとの協力体制にある予防のクリーニングで25年間維持された口腔内は圧巻でした。
大きく3つ
①基本に忠実に歯周治療を行うこと
②口腔内の状態から全身状態を知ることができることがある(広い視野を持つ)
③治療後の予防治療を徹底すること
の大切さを痛感させられました。
先生によっては抜歯を積極的に行ってインプラントと矯正治療を併用した、歯周治療をすべきとお考えになるかもしれないと思いますが、
発表された先生の経験や技術、患者様との付き合いの仕方などのいろいろな要素から生まれた低侵襲で患者様にやさしい治療であると思いました。
それと、なによりも25年という時間患者様と時間を共有されたことがすばらしいことですね。
私自身も患者様とそのようなおつき合いができたらと思いました。
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インプラント・歯周病・審美・根管治療の専門的治療を行う歯科医院です。
桜咲く・・・入学、入社シーズンですね。
2011.04.16
こんにちは、東日本大震災の影響もありなかなか世間的に気持ちの晴れない日々が続いておりますが、
桜咲くこの季節、新入社員、新入生のみなさんをむかえ、迎える側もなつかしくも身のしまる思いがすることと思います。
`新入生、新入社員` と `笑顔` ともにフレッシュであることが必要でしょう。ということで、メインテナンスについてのお話です。
歯周病の主原因はプラークとよばれるお口の中の細菌です。
その細菌が悪さをする前に取り除くことによって予防することができます。
30歳を超えると、歯肉になにかしらのトラブルがある人が8割と言われる本国は、先進国の中では圧倒的に歯が悪いとされています。
外国人から見た日本人のイメージの一つに歯が悪いというのが挙がるくらいだそうです。
`勤勉でメガネをかけていて歯が悪い・・・`歯科医師としては非常に残念です。
その原因の一つがメインテナンス率と言われています。
日本では今まで`痛くなったら行く`が一般的で、
検診に通う人が少ないということです。
しかし、アメリカやヨーロッパでは少し違い、
スマイルの文化と言われることがあるくらい笑顔がビジネスの世界でも重要だそうです。
つまり歯を清潔にできなければ、仕事の内容もだいたい予想がつく・・・と考えられているようです。
メインテナンス(検診)率はなんと5割を超えるそうです。
痛みなどの症状がなくても、定期的な検診を受けることをお勧めします。
上図:健全な口腔内と歯周病の口腔内の写真です。
下図:歯周病になってしまった口腔内の写真です。
千葉市美浜区磯辺の歯科医院 医療法人社団 峯友会 峯デンタルクリニック
インプラント・歯周病・審美・根管治療の専門的治療を行う歯科医院です
インプラントだけではなく・・・2
2011.04.13
ご自身の歯を残すためには保存治療(虫歯治療、根の治療、歯周病の治療)
を適切に行うことが大切です。
今回は根の治療(根管治療)のケースをご紹介します。
このケースは上の奥歯に違和感を訴えて来院された患者さまです。
エックス線写真ではわかりにくい状態でした。他院で診察を受けた時はなんでもないとの診断であったそうです。
精査してみると、歯の神経が死んでしまっている状態になっておりました。そのため、根管治療を行ったケースです。
このような状態を放っておくと、周囲の骨が吸収してしまい、気付いた時には手遅れ(抜歯)になってしまうということも少なくありません。
まずは歯を残す治療を適切に行うことが大事であると考えます。
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インプラントは良い治療?悪い治療?
2011.04.13
こんにちは、今日はインプラントについてお話しましょう。
近年、アメリカ歯周病学会などでも主要なスポンサーがインプラントメーカーであることも手伝い、
インプラントのケースプレゼンテーションがほとんどです。
しかし、本国アメリカの歯周病治療の専門家などの中から、
歯を残す治療を大事にすることを思い出そうというニュアンスの論文などが発表されるようになりました。
現在、アジアでは韓国、日本などを中心に普及しつつあるインプラント治療ですが、わが国においてもインプラントの利用のされ方などを再考する時期にきていると言えます。
(韓国での普及率の上昇は目を見張るものがあります。)
インプラントは決して、天然歯より優先されるものではありません。歯を残す治療(虫歯治療、根の治療、歯周病の治療)を可能な限り行うことが大事であると考えます。
しかし、一方で歯周病のひどくなってしまったケースや、審美治療、矯正のためなど多くの場面でインプラント治療は有益であると言えます。
意図的に歯を抜いてインプラントを行うことが良いとされる場合もあります。
そのため患者様の立場からすると、いったいインプラント治療が良いものなのか混乱する場面もあるかと思います。
実際ケースによって、かなり変わってきますので、担当の先生によく相談することが大事だと思います。
つまり歯を残すための治療をおろそかにしてインプラント治療をすることは決してあってはいけないということですね。
ご質問などある方はまずは「お問い合わせ」フォームからお気軽にご相談ください。
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